♡♡ LOVE shoes ♡♡

素敵な靴はなんでもない今日を特別にしてくれる

【お知らせ】X始めました🤓

→ 本日の靴占い ←

ルブタンが中国企業に勝訴!「赤い靴底の靴」といえばクリスチャン・ルブタン一択。

今日はルブタンの裁判関連の記事、パート3を書いていきます!

ルブタンが中国企業に勝訴!

ルブタンはブランドのアイコンのひとつ「レッドソール」をめぐり、中国企業に対し訴訟を起こしていました。まずは簡単に説明します。

ネットニュース内のコメント欄同様、私もこの結果にはかなり驚きました!!!

カントン・ワンリマ・インダストリー社がどんなデザインの靴を販売していたのかが気になったので色々調べましたが、見つけることができませんでした。販売停止処分を受けてから半年ほど経過しているので見つけられるわけないか!笑

 

一部記事にはルブタンに似せたロゴも使用したことが書かれていたので、これが事実であれば販売停止は確実ですけどね。

 

なぜ半年も経過したニュースを今記事にしているのかと言いますと、、年始のニュースで信じられない記事を発見したところがきっかけです。

中国で化粧品を販売するには全成分の登録が必要!?

中国当局は化粧品の原料の全成分を2023年4月までに登録するよう企業に求め、完了しなければ中国国内での販売ができなくなるという。。。外国メーカーを標的に、組成情報の全面的開示を狙ったものと受け止められています。

 

実は2020年に化粧品を管理する条例を改正し、化粧品メーカーに対し原料名や比率を明記した調合表の提出を義務付け、原料メーカーにも成分比率の開示を求めていました。

今回の規制強化はこの完全実施を求めたものだそう。

 

衝撃的ですよね!私の友人に超大手化粧品メーカーで商品開発をしている方がいます。研究所での彼女の努力を知っている身とすると、この中国政府の決定は納得できないの一言に尽きる!研究所の維持費や材料代、そして研究者たちの長期間に渡る努力をも一瞬で奪うことができてしまう恐ろしい政策なのです。

このニュースを見て「半年前のルブタン勝訴って私が考える以上にすごいことなんだ!」と思い今さらながら記事にいたしました。政府と裁判所、機関が全く異る話ですけどねっ

 

化粧品の話に戻ります。組成情報はメーカーが持つ企業秘密。これを開示すると中国企業に情報が流れ、簡単に同じ品質の商品が作れるようになる。先ほども記載した通り、研究費などもかからないため安価に製造することも可能。市場の大きい中国で販売するには技術移転が必要、、、怖すぎるって!

 

ちなみに技術移転を求められたのは化粧品だけではありません。以前には複合機など(機械)も設計や開発を含む全工程を中国国内で行うよう求める規制の導入に乗り出した過去があるようです。これにより日本が高い技術を誇っていた新幹線や太陽光パネルなどの技術が奪われたとされているとの記事を見つけました。これが本当であれば、、衝撃的ですよね。

 

・・・中国批判の内容になってしまってごめんなさい(´༎ຶོρ༎ຶོ`)中国好きです!中国出身の友人もいるし、移住した友人もいますし。みんな大好き!

中国人の方って裏表がなくハッキリしているので私は付き合いやすいです。それに自信を持って生きている感じや思ったことを自分の言葉で相手に伝えられる芯の強さに憧れも感じるほどです。

 

日本だと「みんなと同じ・はみ出てはいけない・平等」の教育で育つので、年齢を重ねるにつれ自分の意見が言えなくなる方も多いと思います。(私じゃ。泣)

日本人でいることが疲れること、きっとみんなあるはず!

実はルブタンもこの「みんな平等!」のジャパン的思考に苦しめられている企業の1つなのです。(やっとルブタンの話に戻ってきました。笑)

 

ルブタンは日本でレッドソールを商標登録するために頑張っている!

簡単にまとめると、特許庁が「赤はみんなが使える色であるべき!」と主張。

2022年6月の裁判でも同じような意見でルブタンが敗訴となっています

teate.hateblo.jp

「靴底を赤くするデザインは昔から存在した」と言われると、もうなんだか切なくなってきます。歴史を振り返れば多くの物の似たような例は存在するでしょう。そんなこと言っていたら商標登録なんて進むわけないし、デザイナーが独創性を持ってデザインしたものが軽視されるきっかけにもなりかねる。

 

私が販売員をしていた頃の話

当時の私は百貨店へ配属されていました。ある平日の昼過ぎ、一人の女性(20代半ば)がいかにも「パンプスで靴ズレして足痛めてます!」というような歩き方で通路を歩いていました。店内からその姿を目撃した私はすぐに声をかけに行ったのですが、入店もしていないのに店から店員が飛び出してきて少々引き気味のお客様。笑

 

絆創膏を持っているので時間があれば店内の椅子で貼って行きますか?と声をかけました。(椅子を使うだけで商品の案内はしないのでご安心を、と伝えました)ちなみに店員が処置することはNGなのでお客様ご自身で貼っていただきます。

 

ルブタンっぽいパンプスを履いている方でした。

話を聞いてみると、街で見かけた綺麗な女性が「黒のエナメルで靴底が赤いパンプス」を履いていた姿を見て探したアイテムだったそうです。

なので百貨店内のルブタンを紹介しました!(自社ブランドわい。笑)

レザーアイテムの取り扱い方や修理方法、愛用している海外セレブやルブタンが人気の理由なんかも話っちゃってさ。自身の勤務するブランドの紹介は最後に一言だけ。

「当ブランドも素晴らしいアイテムが揃っているので機会があれば次の機会に是非」

 

その1時間後にルブタンの靴を履いて私に会いにきてくれました。

「私が探していたのはこの靴でした!ルブタンでした!この靴を履いてまだ数分ですが、今までと同じ景色がなんだか違うように見えるの。ルブタン教えてくれてありがとう。次はこのブランド(私の勤めるブランド)にお買い物にきます」と言っていただきました。

 

懐かしいなあ〜。素敵な靴と出会えたお客様は心から幸せそうでしたね。もう目の輝きが違う。ちなみに、このお客様はその後日を改め私の勤務するブランドへお買い物へ来てくださり、私が退社するまでずっとお付き合いがありました。

 

最後に

また話が脱線した上に長々と語ってしまいましたすみません。

何が言いたいかっていうと、、裁判官はもっと世界に目を向けた方がいいってこと。判決文を読むと日本が世界と比較しどんどん遅れを取る状態であること、閉鎖的であること、偏った思考であることを考えさせられます。

 

2022年から始めた「ルブタン支援のために宝くじ買ってきますプロジェクト」を今年も続行とすることを報告してこの記事を終わりにします↓↓

teate.hateblo.jp

お読みいただき、本当にありがとうございました。

微力ではありますが「赤い靴底 どのブランド」と検索している方に クリスチャン・ルブタン をお教えできるきっかけとなりますよう努力してまいります。