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ハイブランドの靴で靴擦れ!踵・足幅・つま先、痛みが出る理由と簡単な対処方法をご紹介します。

購入したばかりのお気に入りの靴で靴擦れしてしまった経験、誰にだってあるはず!

一足数十万のハイブランドの靴でも革が馴染むまでは靴擦れします。

全世界の人々が知る故エリザベス女王だって靴擦れするんやで!

エリザベス女王は完全オーダーメイドのシューズブランドで靴を注文していました。

分単位でスケジュールがびっしり組まれていた多忙な女王に『(下ろしたての靴による)靴擦れで公務に支障が出ないように』靴を履きならす仕事を担うスタッフがいたんだとか。

どんなに高額な靴だって、オーダーメイドの靴だって、革が馴染むまではみな靴擦れするのだ!

エルメスもシャネルもディオールも、みんな初めは靴擦れします!それが普通!

「高かったのに靴擦れした・・・」と落ち込むのはやめましょう( ^ω^ )

ね?靴擦れなんてもう怖くないさ!笑

 

逆に靴擦れなく新品の靴を履きこなせた方がいたら超ド級の大当たりってこと。

色違いでgetしておいた方がいい。運命とも呼べる出会いでしょう。

 

ではここからは痛みが出やすい3ポイントに絞り、それぞれの靴擦れに対応する方法をご紹介していきます。

①カカトの靴擦れ

かかとが靴擦れする原因はこれだっ↓

このカウンターがあることによって安全安心の歩行が実現しています。

 

「カカトゆったり設計」をアピールする靴をよく見かけますが、実はカウンターが入っていないことが多い。

履き初めはこのゆったりが心地よく感じますが、履き慣れて馴染んできた頃には全体的にブカブカの状態に。足を支える部分がほぼない状態の靴となるため「歩きにくい靴・疲れる靴」になってしまいます。

 

歩くたびにカカトが脱げないよう、つま先と足裏全体に力を入れながら歩く感じ。

すると必要以上の疲労を感じたり、浮腫の原因となります。

カカト部分にかける製作費用の削減ができるので販売価格を多少抑えることができますが、体に与える負担を考えると購入はあまりオススメできません。

 

また安価な靴ではプラスチックのカウンターが使用されることもあります。

革のように馴染むこともなければ、カカトを支える力もない、最悪の場合は内部で割れる可能性すらあります。ご注意ください。

 

カカトの靴擦れ対処方法

自分でカカトを押してみる。効果がなければ購入ブランドへ修理出し。の流れになります。

ちなみに、修理出しするとびっくりするくらカカトの形が変わって帰ってきます。

まさに V字からU字 。

購入後にそのままカカトなめしの修理出しされるお客様も多いですよ(⌒▽⌒)

 

ここからは私の話。

限界まで踵なめしやってみたらどんな仕上がりになるんだろと思い、職人に直接「限界まで踵なめしをしてください。驚くほどのU字を希望します」と購入したばかりの靴を修理出しました。

結果、完璧なU字で戻って来ました。革も柔らかくなっており、肌へのあたりがとてもソフト!

 

しかーし、私は日本人特有の「ストレートで小さめな踵」の形をしているため、歩くたびに踵だけがパカパカ抜けるようになってしまいました。

結局ジェルシートの力を借りることになりました。笑

一度馴染んだ革tは元には戻りません。

踵の形は百人百様。自分の踵の形に成形していくには履きこむしかありません。

靴擦れの程度に合わせて対処方法を検討してみてくださいね(⌒▽⌒)

 

②ワイズ(足の幅部分)の靴擦れ

足幅の靴擦れ対処方法

 

これらを完璧にクリアした靴がございます。

サルヴァトーレ・フェラガモのVARAです!詳細は別の記事にまとめてあります↓

teate.hateblo.jp

今季は(2023年春夏)カット深めのデザインが多い印象。

深めと言っても数ミリです。目視ではあまり分からないけれど、踵小さめ幅広め と言われる私たち日本人には嬉しいデザインです!買いじゃー買い!笑

 

③つま先の靴擦れ対処方法

つま先の靴擦れに多い4つの原因と対処方法をご紹介します。

コブ出し修理についてもご紹介します。

足幅の対処方法でご紹介した「幅出し修理」と似た修理方法。

幅出し修理はワイズ部分全体的にゆったりさせるもの、コブ出し修理はその名の通り「ワンポイント」目掛けて幅を出す修理です。

誰しも左右の足に差がありますし、歩き方の癖によっていつも痛むポイントが同じ方もいます。

このようなケースのときには是非コブ出し修理を依頼してみましょう!

 

【 注意点 】

・預ける時間が必要(大体3〜4週間程度)

・デザインや素材の関係でコブ出し修理ができない場合がある。

本革以外は難しいです。布は伸縮性のある素材ではないので修理出ししても効果が出ません。

そのため修理を受けないブランドもあります。効果が見込めないのにお客様の時間と費用を使うわけにはいかないからです。

 

 

最後に

ハイブランドの販売員として多くの方の悩みに寄り添ってきました。

そんな私からアドバイスするとしたら「本革の靴を買うべし」です。(まとめすぎ?笑)

 

革靴って履き慣らすことでどんどん歩きやすくなり、革に艶や美しい履きジワが入っていきます。

新品のアイテムよりも使うことで魅力が増すアイテムってなかなかありません。

 

新品の革靴の下ろしたては靴擦れという不具合があるかもしれません。

しかし、愛用することで履く人のオーダーメイドであり世界でたった一つの靴に育っていきます。

 

「痛い」と諦めないでください。

気軽に購入ブランドへ相談してみるのも良いでしょう。

きっと良いアドバイスをくれるはずです!

 

この記事が靴擦れの悩みを抱える方の助けになること祈って終わりにします(⌒▽⌒)

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。