段々と春らしくなってきましたね!
そろそろ準備が必要になってくるのが「サンダル」
今日は【ラグジュアリーブランドのサンダルのお悩み】について解説していきます。
サンダルを試着しているとき、多くのお客様から頂戴する意見がこちら↓↓
「脱ぎ履きにくい」「毎度ベルトに穴を通すのが面倒」
このお声の通り、ハイブランドのサンダルは脱ぎ履きするたびにベルトを通す必要があります。
下の画像の通り、ハイブランドでは国が異なってもほぼ全てのブランドでベルトを通すデザインとなっています。
ハイブランドのアイテムは身につける人の魅力を引き出す力があるのです。
ここで質問です!みなさんは普段どのように靴を脱いでいますか?
ちなみに私は日々の忙しさから立ったまま「パッと」脱いでしまうことが多いです。
この画像をみると右の「椅子に腰掛けて靴を脱ぐ」絵から、なんとなく上品な雰囲気を感じませんか?
私が実際に知人のこの行動(椅子に座って靴を脱ぐ姿)を目にしたとき、上品なだけでなく育ちの良さ、優雅な雰囲気、堂々とした印象、そして「百貨店とか、良いところの店で靴買ってそう」という印象を受けました。
面倒だと思わせる要因だった「ベルト」のおかげで、無意識のうちに他者から受ける自分の印象を格上げできるのです。こんなスペシャルラッキーアイテム、他にないですよねっ!
みなさまもご存知の通り、日本は世界と比較すると靴を脱ぐシーンが圧倒的に多い国です。
急に靴脱ぐ場に遭遇して靴下の穴を必死に隠した経験、誰にだってあるはず(⌒▽⌒)
海外の靴事情について調べてみたところ、公共の場で靴を脱ぎ足の裏を見せることや靴の砂を払うために靴同士をパンパンと叩くこと、これらが相手への侮辱を意味したり公共の場でのマナー違反となる国もあるようです。
ラグジュアリーブランドは海外で誕生したブランドのため脱ぎ履きのしやすさより、様々なコンディションの道に対応し足を守ること、そして安全で快適な歩行を実現させることをベースにデザインが考えられ靴が作られています。
ベルトの一部に伸縮性のある素材を採用したり、金具を組むようなデザインでもサンダルは作れます。しかしベルト部分は歩行時にかなり力がかかるところなので、ここが劣化してくると歩き方に癖が出るため靴全体の寿命が短くなってしまいます。ゴムとレザーでは確実にレザーの方が強度がありますからね、やっぱりレザーの方が安心です。
最後に
ブランドシューズはデザイン性が高いだけではありません。
このアイテムを身につけることでより輝ける、その方の魅力を高めるにはどうしたら・・・と色々考えられてデザインされているのです。
目の前の商品だけでなく「その先」まで考えられているだなんて、デザイナーって本当に素晴らしいお仕事ですよね。
デザインにもよりますが修理可能なアイテムも多いので購入時に色々聞いてみてください。
気に入ったアイテムを大切に履き、人生を共に歩んでいくのも素敵ですよ。
長くなってしまいましたが、この記事が サンダルのストラップに悩みを抱えていた方の助けになる内容となっていると嬉しいです。
今季も素敵なデザインの靴が次々日本へ入荷してきています。
お気に入りのサンダルをGETして、暑い暑い夏も笑顔で過ごしていきましょう!