靴のメンテナンスが必要なサインをまとめました。
画像は「ミスター・ミニット」から抜粋しました。
ミスター・ミニット→https://www.minit.co.jp/
パンプス
ヒール
ヒールの先端につく「リフト」とよばれるゴムの部分。
一番消耗する部分なのでこまめにチェックしたいところ!
リフトが半分くらい減った時点で修理出しした方が良いです。
このゴムがギリギリの状態まで消耗したまま歩くと、接着のために使用されている金属が地面と接触します。
そのため歩くごとに甲高い耳障りな歩行音が響き渡ります。
同じ歩行でも「ヒールの歩く音」と「金属音」は全く異なります。
特に建物の中の大理石の床などでは余計にこの音が響くので注意が必要です。
またリフトを修理しないまま履き続けていると、いつの間にかどんどんヒールが削れてしまうようになります。
歩くたびにヒールの高さが無くなっていきます。
こうなってしまうと折角の綺麗なパンプスのシルエットが台無しです。
リフトは消耗が激しい部分なので、チェックする癖をつけるとよいでしょう!
靴底
リフトと並んで消耗が激しい部分です。
靴底について詳しくまとめた記事があるので、こちらをご覧ください!
リフトと靴底は同じタイミングで修理するとよいです!
ヒール
ヒールにめくれや傷、割れなどはありませんか。
これは後ろから見ると結構目立ちます。
折角ヒールの高さのおかげで足も長く綺麗に見えているので、ヒールも綺麗な状態を保ちましょう!
ちなみに画像では異素材になっていますが、特殊なデザインや素材でない限りは元々の素材で修理が可能なので心配なさらずに!
中敷
中敷に汚や革めくれはありませんか?
靴を脱ぐシーンは急にやってきます。
そして中敷が汚いと一気に靴全体が汚く見えてしまいます。
ちなみに中敷は購入ブランドへ持ち込みした方が良いとおもいます。
町の修理店に出すとブランドロゴが無くなってしまうからです。
ロゴ入りの中敷で修理可能か購入する際に確認しておくと後々便利ですね。
つま先の色抜けと履きジワ
これは靴の正面にあたる部分なので常に見ておきたい部分です。
つま先の削れや色抜けは、画像のようなポインテッドトゥの靴の方が消耗が激しいです。
歩き方に大分左右されますが、一般的にはラウンドトゥの方がもちが良いとされています。
履きジワですが一度着いたものを完璧になくすことはまず不可能です。
ただ、履きじわを軽減させる方法はあります。
帰宅したら購入時に詰められていた詰め物をつめたり、シューキーパーを使用することで履きじわを軽減させる効果が期待できます。
また、足の汗により靴の中に溜まった湿気を取ってあげる効果もあります。
補色のオススメ
修理出しを行った際に色抜けしている部分や塗料が付着している部分の修理(補色)も同時に行うことをお勧めします。
これを行うと靴が見違えるように綺麗になりますので是非検討してみてください!
カカトの内側
ほとんどの靴にもカカトがあたる部分に布や革が貼られています。
※パンプスには必ずあります
着脱の際や歩行時など、常に負荷がかかる部分なので結構消耗します。
革が貼られていた場合は「すべり革」とよばれます。
これも修理可能なのでオススメします。
このすべり革に破れがあった場合、なんだか一気に「めちゃくちゃ履きまくっている靴」感がでます。笑
是非修理してみてください。
スニーカー
カカト部分(リフト)
スニーカーのソール部分って頑丈に出来ているが必ず削れる部分です。
ここを修理すると一気に新品の靴に蘇ります!
地面に一番近くて視線から遠い部分なのに、後ろから見ると結構視界に入る部分です。
ご注意下さい!
カカト部分
特に布の場合は割とすぐ破けたりします。
そうすると靴が破損する原因ともなりますので是非修理を!
つま先
つま先もゴムを足すことができます。
ここを確認せず履き続けていると、急にソールとアッパーがガバっと剥がれることになります。
オールソール
つま先とカカト、両方消耗が激しい場合にはオールソール修理もオススメです!
パンプスのオールソール交換について
パンプスもオールソール交換が可能なケースがあります。
最後に一言!
こまめに修理しておけば靴も長持ちしますし修理代金も安く済みます!
折角履きやすく馴染んだ靴が気付いたときには修理も出来ない状態になってしまっては勿体無いですよね。
靴は使えば使うだけ履く人の足に馴染み歩行をサポートしてくれるようになります。
大切な靴こそ、履いたらチェックを忘れずに!