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Christian louboutin 歴史

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Country:フランス(1991年)

Official site:https://jp.christianlouboutin.com/jp_ja/

 

ルブタンはラグジュアリーブランドの中では歴史が浅いブランドです。

しかし、世界のラグジュアリーブランドと肩を並べるまでに成長しました。

驚くべきスピードでの成長です。

 

ルブタンと言えばまず思いつくのが「レッドソール」

そして「高いヒール」「スタッズ」ではないのでしょうか。

 

ルブタンの靴に憧れる理由のひとつとして、世界中のセレブがルブタンを履いていることがあげられます。

 

さて、ルブタンが有名になるきっかけを探ってみましょう。

1976年に国立アフリカ・オセアニア美術館に立ち寄った時、木製の床を傷つけるハイヒールでの入場を禁止する看板をみつけたそうです。

この看板にあったハイヒールに魅了され、そのデザインを自らのものにします。

後に語ったのは「ルールを破りたかった。そして女性に自信と力を与えたかった。」

 

10代後半をエジプトとインドで過ごし、この旅の中でハイヒールの精巧なポートフォリオを作成しパリへと帰国。

このデザインが認められ1982年から靴作りの基本を学ぶことになりました。

 

その後、昔からの憧れだったロジェ・ヴィヴィエの弟子となります。

フリーランスとなった後は、シャネル・エルメス・サンローラン・エルメスといった一流ブランドの女性の靴のデザインをすることとなります。

ちなみにVOGUEでも働いていたことがあります。

 

多くの経験を積んだ若者は、30歳にすらならない年齢で自身のブランドを立ち上げます。

そんな彼の最初の顧客はモナコのカロリーヌ妃でした。

カロリーヌ妃はパリの店舗を訪れ大絶賛。

またマドンナはプロモーションビデオの撮影があるごとにルブタンの靴を履きます。

セレブたちからすぐに認められたルブタンが、世界的に有名になるにはそう時間はかかりませんでした。

 

2011年には世界で最も検索されたシューズブランドとなるほどの大躍進となりました。

ブランドの創立からわずか数十年でここまでの大成功を収めたルブタンは勢い衰えることを知りません。

 

ちなみにブランドの象徴ともいえる「レッドソール」は、1993年にアシスタントが真っ赤なマニキュアを塗っていたところを見かけたことがきっかけとなりました。

男性を魅了するこの赤いソールのセクシーさは、若い頃から女性を美しく見せるというコンセプトとすっかりマッチしていました。

 

しかしここまで人気になると模造品が出回ります。

ルブタンはレッドソールを商標登録しており、この権利の保護のために様々なところで裁判を起こしています。

この裁判により「レッドソール=ルブタン」の象徴だというのを世に知らしめています。

 

ちなみに、ルブタンは「king of painful shoes」(痛みを伴う靴の王様)と自らが語るように、まず女性らしくエレガントで美しいシルエットを靴により作り出すことを大前提としてデザインをしています。

 

他のラグジュアリーブランドではアジア向けの木型を製造し、ヨーロッパとアジアで流通させる靴の幅を変えたりしているブランドもありますよね。

しかしルブタンの靴はヨーロッパブランド特有の幅の狭さが挙げられるので、履き心地に関しては幅広といわれる日本人に合いにくい木型をしているのかもしれません。

 

ルブタンはとても多才であり様々なブランドとコラボレーションを行ったり、最近では革製品やメイクラインへの参入も果たしています。

これからのルブタンの活躍が楽しみですね。