Country:フランス(1910年)
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ファッションの歴史を変えたブランド、と言えばシャネルなのではないのでしょうか。
孤児院出身のココ・シャネルが築き上げた世界的に有名なブランドの一つ。
シャネルといえばno.5の香水やリトルブラックドレス、シャネルスーツを始め、そのほかにも様々なキーワードを思い浮かべることが出来るブランドです。
シャネルは当時主流であったコルセットを取り払い、女性が身も心も解放できるデザインの追求を行いました。
『女性を解放した』という表現が使われる理由ですね。
機能性があり、それでいて洗練されたデザイン。
常識を覆す革新を行うことで世界的に有名なブランドとなりました。
有名なデザインにジャージー素材を使ったドレスがあります。
当時は男性がスポーツや乗馬をする際に着られていた素材でしたが、その伸縮性と動きやすを利用したドレスを発表したシャネル。
その快適さと自由に動き回れる新しい感覚に女性たちは魅了されました。
リトルブラックドレスは、当時喪服でしか使用されなかった「黒」を使い シンプルなドレスを発表。
ゴテゴテしたデザインが主流だった当時には、このシンプルでいて洗練されたデザインにより人々は衝撃を受けたと言われています。
ファッションで時代をも変えた、と表現しても過言ではありませんね。
ココ・シャネルがこの世を去った今も、シャネルの世界観はデザイナーによって守らています。
デザインはもちろん素材の質やハンドクラフトの技術も高く、熟練された職人の手により一つ一つ商品が作られています。
現在はオートクチュールはもちろん、香水やメイクラインまで取り扱いをしています。
なんと化粧品に関しては日本にも研究所があり、販売国により生産地を分けているそうです。
最後に、シャネルが残した名言の数々を記載しておきます。
彼女の言葉は常に堂々としており女性に勇気を与えるものばかりです。
シャネルがこの世を去ってからも世界的に人気のあるブランドであり続けられる理由の一つではないのでしょうか。
『私は好きなことしかしない。
私は自分の人生を、自分が好きなことだけで切り開いてきたの。』
『その日、ひょっとしたら運命の人と出会えるかもしれないじゃない。
その運命のためにも、できるだけかわいくあるべきだわ。』
『美しさは女性の「武器」であり、装いは「知恵」であり、謙虚さは「エレガント」である。』
『失敗しなくちゃ、成功はしないわよ。』
『私は流行をつくっているのではない。
スタイルをつくっているの。』
『翼を持たずに生まれてきたのなら、翼を生やすためにどんな障害も乗り越えなさい』
『女は40を過ぎて初めておもしろくなる』
『下品な服装は服だけが目につき、上品な服装は女を引き立たせる。』
『贅沢とは、居心地がよくなることです。
そうでなければ、贅沢ではありません。』
『20歳の顔は自然の贈り物。
50歳の顔はあなたの功績。』
『香水をつけない女性に未来はない。』
『流行は色褪せるけど、スタイルだけは不変なの』
『かけがえのない人間になるためには、常に他人とちがっていなければならない。』